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誰もが知る高級時計ロレックスのオーバーホールの仕方

高級腕時計といえば
 

おそらく今後もこれを上回る時計は出ないだろうと言われている、高級腕時計『ロレックス』。

アンティークでも根強い人気があり、資産として購入される方も多いです。

 

メンテナンスをきっちり行えば価値はますます高まります。

そんな高級腕時計『ロレックス』のオーバーホールを行いました。

 
オーバーホールとは
 

オーバーホールは時計だけに限ったことではありません。

意味は「分解検査する」「徹底的に見直す」などがあります。

詳しくは『コトバンク』に載っています。

 

機械類は中まできれいにすることで故障なくより長く使用できるようになります。

ミシンのオーバーホールもしていますので、それはまたいずれ記事にします。

finebloom.theshop.jp

 
どこでオーバーホールするか
 
これは賛否あるかもしれませんが、時計修理店などでもロレックスのオーバーホールを行えるところがあります。
 
インポートブランドを百貨店で購入するか、路面店で購入するか...
またはセレクトショップやインターネットで購入するかなど、考えは人それぞれだと思いますが、今回は正規店でのオーバーホールについて説明します。
 
今回で2回目のオーバーホールですが、グアムのロッテ免税店にて購入した『ロレックス』。
もちろん日本国内できちんとメンテナンスが受けられます。
 
その際に同梱されていたメンテナンス可能店舗の一覧です。

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少ない...という印象。

しかも土日がお休みで営業時間も17時までと、とても短いです。
結局、電話をして配送でのメンテナンスを行いました。
※2008年情報
 
現在ではメンテナンス可能店舗が増えていました。
 
ついでもあり、今回は大丸京都店でお願いしました。
 
修理受付
 
大丸京都店6階時計売り場へ行きます。

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ロレックスの販売店がありますので、そちらで「オーバーホール」をしたいと伝えます。
もちろんオーバーホールを依頼する時計を持っていきます。
この時、箱や付属品などは不要です。預かってもらえない為、持っていかないようにしましょう。
 
受付の際に、不具合などを聞かれます。
文字盤・針など気になる部品は交換できます。
型番により異なりますが、文字盤は違うデザイン・カラーへ変更ができますので思い切って違うものに変えるのも良いかと思います。
 
その際、針交換が必要な場合もありますので、予算に組み込んだ方が良いです。
 
受付票を記入してしばし待ちます。
その間に少し分解して簡単な点検をされます。
 
受付票を受け取って今日は無事終了です。

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高額な商品の為、オーバーホール後の引き取りはこの受付票がないと商品を受け取ることができません。

受付の際に何度も説明されますが、この受付票を絶対になくさないようにしましょう。

 

見積りまでは3週間ほどかかります。見積りは郵送で到着します。
 
見積り
 
見積りが到着しました。

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実際には受付から11日で到着しました。
混み具合や連休などで変動しますので、3週間は見ておいた方が良さそうです。
 
見積りにはない「ご連絡事項」も要チェックです。
今回、針の交換もお願いしました。
 
オーバーホールのみの費用だけだと¥44,000(税別)です。
これは型式により変動します。
 
また、お見積りは小計(税抜)表示です。支払い時に消費税がかかるため、びっくりしないように注意しましょう。
 
修理を依頼する
 
修理スタートは電話でお願いします。
受付票・見積りにも記載されたNo.を聞かれますので、用意しておきましょう。
 
修理完成までは電話をしてから約1ヶ月かかります。
受付からトータルすると2ヶ月近くかかることになります。
 
引き取り
 
修理終了の連絡がきました。
修理開始の電話を入れてから25日でした。
 
預けたお店へ引き取りに行きます。受付票を忘れずに持っていきましょう。
見積り金額から消費税が加算されます。
支払いをして、受け取りのサインをして終了です。
 

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納品書を受け取ります。
 

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2年間の保証が付きます。
こちらはデータ管理されているため、万が一紛失してしまっても、保証は受けれますので安心です。
 
日常メンテナンスについて
 
日常メンテンナスについて説明をしていただけました。

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Ⅰ.時計を振って自動巻きされる方が多いそうです。(私も時々していました)
油の流出や、繊細な機械の為不具合の原因になるそうなのでしてはいけません。
リューズが出っ張るまで下へ回したあと、上へ回転するとゼンマイが巻かれます。
40回転が目安ですが、指で1度回しても半回転しか回っていないそうです。
ゼンマイにあるマークが1回転するよう2回指で回します。
40回転だと80回は指を回すことになります。
 
Ⅱ.マグネットが付いたおしゃれなバッグなど増えましたよね。
引き取りに行った際もマグネットのついたバッグを使用していました。
磁気の影響を受けるため、気を付けた方が良さそうです。
 
Ⅲ.カレンダーの操作をしてはいけない時間があったことを知りませんでした。
AM0:00~6時間です。ややこしいので、時計の反対回りはしない方が良さそうです。
AMなのかPMなのかわからなときは、時計の針を時計回りに動かして確認しましょう。
針を動かして日付が変わるのはいつでも問題ないそうです。
 

f:id:Bebellezza:20190928154504j:plainようやく長旅から返ってきました。

外側の小傷も磨いてもらい、文字盤や針も交換しているのでもはや新品同様です。
 
一生ものの時計として、これからもメンテナンスをして大事にしていきます。